日本一周ひとり旅 300日間のキセキ の鳴子峡を歩きながら、「こわい、こわい」と連発する御婦人たち(第75日、つづき1)のリンクについて
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鳴子峡を歩きながら、「こわい、こわい」と連発する御婦人たち(第75日、つづき1)
■さわやかな鳴子峡を歩く午前9時45分、鳴子峡の入口に到着。鳴子峡を歩いてみよう。自転車を入口の売店の人に断って置かしてもらう。
身軽になった。半ズボン、半袖の服装で川沿いの作られた道に伝って歩いて行く。紅葉の盛りで、時折これが本当の鳴子峡かと思わせられるような風景にもぶつかる。
出口近くまで歩いて来たところ、上の方からの御婦人4人に橋の上で話し掛けられた。日焼けした肌がどこか普通の人ではないと分かったのだろう。
「何処から来たの?」
「一人で?」
「そう、どのくらいやっているの?」等々
色々と訊かれ、一つ一つ答える度に感心している。山形弁だ。時々、言っていることが分からなくなり、訊き返すと分かるように言ってくれる。訊き返されて気付く御婦人達、訊き返さなければ分からない自転車でひとり旅をしている人。
帰りは御婦人達と一緒に入り口まで戻って行く。 途中では記念写真を撮ってあげたためだろうか、売店ごとにコンニャクの串刺し、庄内もち、ゆで卵、焼き鳥と御馳走になる。
鳴子峡の上空、青空が広がり、雲一つない、本当に良い天気だ。休日でもないのに、昼頃に近付くに従って、御婦人4人と同じように反対方向からは一列になって数珠繋ぎで人が次々と歩いて来る。
この半ズボンの足であの橋までは30分掛かった、というわけで御婦人達も歩いて行こうということになったが、途中で「ああ、こわい、こわい」と連発する。何が恐いのかとちょっと意味が取れなかった。後で教えてもらって納得。
さて、ここで突然、山形弁の一口講座。
「こわい」とは?
はい、「疲れた」を意味するのだそうです。
本当に怖い時は何というのだろうか。次回の(いつ?)講座に参加すれば、分かるかも。
午前11時半、再び入口に戻る。御婦人達は待たせてあった車で次ぎは何処へと行ったのか、分からない。自転車でひとり旅をしている人としては次の目的地、新庄に向けて走って行くだけだ。
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Category 第75日 鳴子温泉→新庄
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